通えなくても学べる、という選択肢
浜松まで足を運べない人や、自分の時間で進めたい人のために、ローフードスクールルチアはオンラインのダイエットコースを用意している。カリキュラム動画は全19本、3か月集中のプログラムとして設計されており、テキストとともに体系的にローフードを学べる仕組みだ。対面レッスンと並ぶ、もうひとつの入り口といえる。
プランは二つある。動画とテキストに加え、チャットでの質問サポートと2週間ごとのZOOMヒアリングが付くサポート付きプランが60,000円。動画とテキストのみで自分のペースを重視するプランが20,000円だ。伴走が欲しいか、自力で進めたいか、その希望に応じて選べる。
遠く離れていても続いた学び
オンラインの学びが実を結んだ例が、ローフードスクールルチアの受講者の声に残っている。更年期の不調に悩んでいた女性は、一時帰国中の1か月で対面レッスンを基礎から上級まで一気に受講した。作ってみるとどれも美味しく簡単で、だからこそ家でも無理なく続けられたという。今では朝も痛みなく起きられ、毎日仕事に通えるようになったと語る。
注目したいのは、その後の展開だ。彼女は現在スイスに戻り、オンラインでローフードを学び続けているという。国境を越えても学びが途切れない点に、動画カリキュラムという仕組みの強みがよく表れている。個人的には、住む場所に縛られず食習慣を整え続けられる設計が、この教室の懐の深さだと感じた。
「我慢」ではなく「食べる」から始める
ローフードスクールルチアのダイエットに対する姿勢は一貫している。食べると太るという不安から過度な制限を繰り返し、心身を疲弊させる――そうした悪循環を避け、しっかり食べながら美しさを育てる方向を大切にしている。甘いものを断つのではなく、小麦粉や白砂糖を使わないギルトフリーなスイーツで満たされる余白を残すのがローフードスクールルチア流だ。
この考え方の背景には、講師自身の経験がある。15年にわたる摂食障害を経てローフードと出会い、食べたもので身体も心も変わることを実感してきた。オンラインの3か月プログラムも、痩せる技術を教えるのではなく、食べる楽しさを取り戻しながら身体を整える道筋として組まれている。離れていても、その根っこの願いは変わらない。


